広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2023年1月19日号
HS(ヒロタクスポーツ)/ 飯村 敏文 社長

原田鋼業(現瀬戸内スチール)の卓球部を経て、2004年に卓球教室を開業。22年に法人化し、今夏にはマリーナホップ内から西区観音町に移転予定です。小学校5年生で卓球を始め、回転を掛けたサーブの習得や、ラリーの回数が増える喜びからどんどんのめり込むように。小学校の県大会での優勝をはじめ、高校では1年生時に団体戦で全国制覇を達成。5番手でゲームオールジュースの接戦となりましたが、常に先手を取るという攻めの姿勢で勝利をつかみました。男子ホープスナショナルチームのコーチも務めており、プロを目指す小中学生から生涯スポーツとして親しみたい一般の方まで、老若男女幅広く指導。ジュニア選手の強化へ、21年12月からスポンサー募集活動を始めました。卓球で試合に勝つためには心・技・体に加え、相手の癖などをいち早く見抜くなどの「知」が必要です。対外試合などで全国を巡るほか、合宿やバーベキュー、送別会などの行事も盛りだくさん。競技を通じて明るく、協調性を持った子どもを育てられたらうれしい。
 昨年は3人の日本ランカーが誕生したほか、9月には当スクール卒業生が19歳以下アジアユース選手権のダブルスで優勝。夢は30年までの県内初卓球プロチーム創設です。広島はスポーツ王国でさまざまなスポーツに親しめる反面、卓球は全国的な強豪高校がなく、好選手は県外に出ていってしまう。プロチームを通じて裾野を広げ、広島県の卓球をもっと盛り上げたい。

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