西区・中区で産婦人科、内科、眼科、小児科と、レストランなどを運営しています。3月の米マイアミでのWBC準決勝・決勝戦はカープのユニホームを着てバックネット裏で観戦。皆さまをお騒がせし、ご迷惑をおかけしたこと、大変申し訳なく思います。印象深いのはやはり大谷翔平選手。準決勝の9回裏に二塁打を放ち塁上でベンチを鼓舞する姿、決勝でトラウト選手との世界一のプレーヤー同士の真剣勝負、そして帽子とグラブを投げ捨て歓喜する姿に感銘を受けました。しかし、私の中でのMVPは栗山監督です。選手や裏方を含む全スタッフに対する気配り、リスペクトの徹底でチームが団結したと思いますし、けがで出場できなかった鈴木・栗林両選手のユニホームを仲間が表彰式で掲げたことが、その象徴だと感じています。
少年時代は父に連れられて市民球場へ行き、山本浩二さんの打撃に憧れました。津田投手の直球も忘れ難い。おそらく地元での胴上げは全て現地で見たでしょう。新井監督にも期待していますが、3年計画でチームをつくってほしい。広島でもバックネット裏の年間席を50年保有しており、今年はマイアミで感じたような〝野球を楽しむ〟一年になれば。今回の米国視察の収穫は14年前、第2回大会決勝を共にテレビ観戦した息子との「いつか一緒に」の約束を守れたことの喜びと、チームジャパンから人材育成やチーム運営のあり方を学べたこと。それを今後の会社や病院経営に役立てたい。