広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2023年6月8日号
スリストム / 仲摩 匠平 社長

2014〜18年にドラゴンフライズの選手としてプレーした後、3人制プロバスケ球団「スリストム広島」を設立しました。
 ドラゴンフライズは今年、24チーム中の上位8チームによるチャンピオンシップに初めて進出。残念ながら準々決勝で1勝2敗となり敗退しましたが、相手は史上最高の9割近い勝率を誇る千葉ジェッツ。そんなチームから初の大舞台で1勝したことは、非常に価値があると思っています。
 東京五輪で女子チームが銀メダルを取るなど、日本バスケのレベルや注目度は着実に向上しています。ドラゴンフライズもスポンサーに恵まれるようになり、日本代表や他の強豪クラブの経験を持つ選手が集まるように。また昨年には専用の練習拠点も完成。私の時代は公営の体育館や大学の施設を借りていたので、練習するにも一苦労でした。こうした変化がチーム成績に表れたのでしょう。来季はミリング監督の続投も決まり、選手の入れ替えも最小限と聞いています。チームの方針を貫き、さらに高いステージを目指してほしい。
 併せて3人制バスケの普及にも注力。1試合10分と短時間かつ展開が速いので小さなお子さまが飽きずに見られますし、自分でプレーする際にもボールに触れるチャンスが多く、より楽しんでもらえます。7月30日にはひろしまゲートパークで全国から12チームを集めた大会を予定。熱い声援をいただければうれしいです。

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