5年ぶりにクライマックスシリーズに進出するなど、下馬評を覆した新井カープ。興奮そのままに当館では11月12日まで、関連書籍や中国新聞の切り抜きなどの特別展示を催しています。天満小2年生の新井少年が「文集ひろしま」に投稿した作文も披露。こうした貴重資料が見られるのも当館ならではですので、足を運ぶきっかけとなればうれしい。
小学1年時に悲願のリーグ初優勝を見届け、根っからのカープ党に。ルーツ監督の下、それまでの「紺」から「赤ヘル軍団」となって飛躍したチームにくぎ付けでした。特に好きだったのが、大下剛史さんと三村敏之さんの海田町出身の二遊間コンビ。ともに地元・広島商で培った技術と息の合ったプレーは今も頭から離れません。10月15日に海田町ふるさと館2階展示室がリニューアルオープンし、同町民栄誉賞を受けた二人の専用コーナーが設けられています。もちろん私も訪れ、感慨に浸りました。
旧市民球場時代は試合終盤の入場が無料だったため、県庁勤めの頃は仕事終わりによく行き、温かくも手厳しい往年のファンたちと一緒に声を枯らしました。今もマツダスタジアムに年4〜5回ほど訪れます。今年から声出し応援やジェット風船が復活して活気が戻り、ホーム戦の勝率は6割超えに。ファンの力は偉大ですね。私が見に行くと1勝3敗と散々でしたが。
来年こそはセ界制覇と日本一を。「家族」一丸で応援しましょう。