広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2024年2月15日号
MSファーマシー / 宮本 誠二 社長

2018年に薬剤師として独立し、舟入南薬局(中区)などを経営。昨年10月に大塚薬局(安佐南区)を開局して、現在7店舗を構えています。
 奈良県で生まれ育った私がカープファンになったのは小学校3年生の時。友人に阪神や巨人ファンが多い中、きっかけをくれたのは鳥取からの転校生でした。彼は野球のテレビゲームで遊ぶ際、選ぶチームはファンのカープ一択。そのゲーム内で登場する野村謙二郎選手のステータスがとても高く、走攻守どれを取っても一級品で、こんな選手が現実にいるのかというのが第一印象です。それ以来、カープの野村選手は野球少年だった私にとってのヒーロー。奈良県にはプロ野球の試合がなく、ニュースなどでテレビ越しに映る野村選手の活躍に目を凝らしては、彼の打ち方をまねしていましたね。初めてのプロ野球生観戦もカープです。広島出身の妻と結ばれ、こちらに移住した29歳の時でした。巨人戦で、臨場感と迫力に圧倒されたのを覚えています。プロ球団が地元にあるのはとてもすてきなことだと身にしみて感じました。
 キャンプも中盤に差し掛かり、間もなく球春到来。個人的には末包昇大選手に期待しています。東洋大学時代もレギュラーではなかったそうですが、それでもコツコツと練習を重ね、社会人を経てプロ契約を獲得。そうした遅咲きで努力家の選手には、見ているこちらも勇気付けられます。多くの放物線を描いて広島を沸かせてほしい。

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