家族全員カープファンで、カープ帽で走り回る野球少年でした。小学2年生ぐらいの時、山本浩二さんにサインをもらおうと練習場へ行き、大勢のファンでもみくちゃになる中、山本さんの手の甲をマジックのインクで真っ黒にしてしまったことがあります。その日のナイター中継で、黒い手のままプレーする姿を見て親近感を抱き、いっそう球団のファンになりました。
どの選手も好きですが、最も印象に残っているのは津田恒美さん。当時、150キロを投げる選手は他におらず、「打ってみろ」と言わんばかりのストレート勝負が格好良かった。30年以上たった今でもあの投げっぷりは心に焼き付いています。現在では大道温貴選手がそれを引き継いでいる。一昨年にゴルフ練習場でばったり会い、「持ち味の腕を振って頑張って」とエールを送ったところ、その翌年のシーズンで見事に中継ぎ役を務めてリーグ2位に大きく貢献してくれ、自分のことのようにうれしかったですね。
メイドインひろしまIoT協議会でマッチング部会長をしていることもあり、企業間の交流促進へ、3年前に観戦サークルを発足。約30人のメンバーと球場で声援を送っています。
積極的に盗塁などに挑戦させ、失敗しても決して責めない新井監督の姿勢は、当社の社員育成の方針と通じるものがあり、大いに参考にしています。ポジティブ思考で選手を躍動させる新井監督の下、今年こそ40年ぶりの日本一を勝ち取ってほしい。