広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2024年12月12日号
ビーライフバンクラ / 西本 進之助 社長

安佐北区安佐町久地で木製建具を製造。父の耕一からバトンを受け、昨年3月から3代目社長として社業発展にまい進しています。
 安佐南区生まれで、小学2年に地域の軟式野球チーム「安佐クラブ」で競技を始めました。小柄で非力だったことから、当時参考にしていたのは東出輝裕選手。171センチという体格ながら、俊足・巧打・堅守の内野手として二度のベストナインを獲得。そのプレースタイルを自らのイメージに重ねるように、テレビ画面にかじりついて観戦していたのが懐かしいですね。その後は伝統の広商野球に憧れて進学。地域の「トップ選手」が集う中、特に印象深いのは1学年上にいらした現ソフトバンクホークスの柳田悠岐さん。「ロング」というあだ名が付くほど当時は線が細かったものの、打撃センスはピカイチ。私が2年時にサードでレギュラーを勝ち取り、球界を代表する好打者の柳田さん(3番センター)とスタメンを張れたことは今でも誇りです。また亜細亜大学で活躍中だった岩本貴裕さん(現カープスコアラー)もオフシーズンによく訪れ、我々後輩にも分け隔てなく気さくに声を掛けてくださるなど、温かいOBや先輩、仲間たちに囲まれた充実の高校生活でしたね。
 勝敗だけでなく、県民を元気にする、子どもに夢を与える、そして広島の街を一つにするカープはなくてはならない存在です。新井監督の下、来年も広島を熱く盛り上げてほしい。

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