安佐南区に本社を置き、製造業などに向けたハード・ソフトウエア開発を行っている。広島出身なので、物心ついた頃から当然のようにカープを応援。小学生の頃はソフトボールをしていて、山本浩二さんや衣笠祥雄さんに憧れていた。1シーズンに5〜6回は市民球場に連れて行ってもらい、ヤジを飛ばすおじさんたちの姿が原風景として残っている。自分も解説者気取りで家族や友達とやんやと言い合うのが楽しかった。
20代の頃、自身の誕生日の日付と同じ24が背番号の大野豊投手に縁を感じ、好きになった。ギューッと沈み込む特徴的な投法はもとより、軟式出身でドラフト外、元銀行マンから成り上がっていった人生も含めてかっこいい。40代まで現役を貫き、引退試合の1イニングで140キロ以上を投げて会場をどよめかせたシーンは今でも印象に残っている。自分もいつまでもひたむきな精神を持ち続けたいと思わせられる。
しばらく優勝から遠ざかっていたが、今年は良いところまで来ている。困った時にホームランを打ってくれる、鈴木誠也のような生え抜きのスターが出てきてくれるとうれしい。特に末包選手に注目。しっかりと体のメンテナンスをして、プレッシャーを感じすぎず、のびのびとやってもらえれば。自動車関税などトランプ政権の影響が地場産業に影を落としている今こそ、カープに頑張って優勝してもらい、スカッとさせてもらいたい。