広島の経営者、注目のビジネスパーソンの「お気に入りのスポーツ」チームを紹介。
2020年11月から、JCI東広島の新たな取り組みとして、広島大学スポーツセンターと共同でスポーツ体験教室の動画をユーチューブ配信する「未来のアスリート発掘事業」を展開しました。ゲームやインターネットが普及し、体を動かして遊ぶ機会が減少する中、少しでもスポーツと触れ合う機会を提供しようと前任の木村優一理事長が発案。今も同スポーツセンターのHPで閲覧できます。
高校、大学とバスケットを経験しましたが、スポーツを通じて勉強だけでは得られないコミュニケーションやチームワークなどを学ぶ事ができました。健康面でも重要ですが、特に子どもたちがスポーツを始めるきっかけは親の影響が大きいように思います。例えば親が社会人になってもサッカーを続けていれば、自然と子どももサッカーに触れる時間が増えます。本事業では大学生が球技や柔道、合気道、馬術など10種目を紹介し、特別な器具がなくてもできる基礎運動や応用練習を説明しています。普段スポーツに触れる機会が少ない人でも、気軽に視聴してもらいスポーツに取り組むきっかけにしてほしい。
県内には野球やサッカー、バスケットなど多くのプロチームがあります。野球では鈴木誠也選手や森下暢仁投手に今後も活躍してもらい、地元を盛り上げてもらいたい。また、県内には数多くのゴルフ場があり、プロゴルファーも多数輩出しています。特に賀茂CC出身の平本穏プロのツアー初優勝に期待しています。キャディー育成ツアーなどスポーツと観光をセットにした企画ができれば面白いですね。
小学生の頃から野球好きで、スポーツに携わりたいとアナウンサーを志望。入社して8年、カープの25年ぶりのリーグ優勝で、ビールかけを中継するなど、貴重な機会に恵まれています。一番の思い出は、2018年のCSファイナルステージ2戦目、新井貴浩さんが同点タイムリー、菊池涼介選手が逆転ホームランを放ち、日本シリーズへの王手を決めた試合。二人がヒーローインタビューに登壇し、私がインタビュアーを担当。明日への意気込みはと聞き、新井さんが「家族一丸で頑張りたいと思います」と答えた瞬間、スタジアム全体が歓喜に満ち、今までにない一体感が湧きました。結果、引退前の最後のヒーローインタビューになったのですが、新井さんの言葉を機にカープは〝家族〟と表現されるように。新人選手の入団会見にも圧倒されます。当時18歳の坂倉将吾選手は「四季折々の季節を感じながら生活しています」と話していました。入団してすぐの取材の際にも、帽子をとり報道陣一人一人に丁寧に頭を下げてあいさつ。高校を卒業したばかりとは思えない受け答えやたたずまいに、将来ビッグな選手になると大きな期待感を持ちました。
今季のカープの見どころは大瀬良大地選手を中心とした、豊富なピッチャー陣。互いが切磋琢磨(せっさたくま)し、カープらしい「守り勝つ」野球ができるのではと楽しみです。コロナ禍でファンが球場に足を運ぶ機会が少なくなっている中、テレビを通して野球の面白さ、カープの魅力を届けたい。県民の元気の源カープ、目指せV奪回。いつかは実況で優勝の瞬間に立ち会いたい。