長年、地域の子どもの各種スポーツ大会「マエダハウジングカップ」を開いています。2014年の第1回少年野球大会には元カープ選手の前田智徳さんが保護者として、お忍びで来場。私が始球式の用意をしていると、少年野球協議会の当時の会長が「前田さんバッターボックスに立ってよ」とキラーパス。前田さんは少し困りながらも応えてくださり、その優しさに感謝しています。ただ、こんなに偉い人に球を当ててはいけないと、気が気でない。とにかく慎重に投球。何とか捕手のミットへ真っすぐ届き、安心しました。自らに厳しく野球道を追求する彼は多くの人に尊敬されており、私もカープ観戦時にはレプリカユニホームの背番号1を背負います。今季のカープはリーグ優勝を狙える位置にいる。この勢いで頑張ってほしい。
コロナ禍で中断もありますが、ソフトボール、サッカー、バスケットボール、けん玉の大会も開催。私は幼少の頃にぜんそくでしたが、体調が良くなって始めたソフトボールで毎日練習に励み、小学6年の大会で優勝。まばゆい光景や達成感は今も鮮明に覚えており、今の子どもにも機会を提供したいと考えています。こうした取り組みや社員育成などが評価され、6月に「日本創生のための将来世代応援知事同盟」から「優秀将来世代応援企業賞」を受賞。光栄です。
今年10回目を迎える少年野球大会は、念願であるマツダスタジアムでの決勝戦を実現させたい。