広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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経済ニュース― NEWS ―

  • 今週の表紙
    JA広島ゆたかと来春合併へ / 吉川 清二 氏
    NEWSなひと
    10月1日付で社長就任 個性生かす新しい酒造りを / 亀齢酒造 石井 健二郎 社長
    広大の国際化拠点に参画 パートナー企業の輪広げる / スズキ 齊藤 欽司 グローバル営業統括 参与
ニュース一覧
自動車部品の熱処理工程を1秒で作成 デジタルソリューションが多業種に展開へ
ソフトウエア開発などのデジタルソリューション(東区矢賀新町、上田寛治社長)は、自動車部品を熱処理する際の複雑な工程作成を大幅に効率化する仕組みを実装した。基礎を広島大学などが開発し、同社が実運用システムを構築。第1弾としてナガト(南区)の熱処理工場で実証し、通常は約2時間かかる業務を1秒で代替できた。人手不足や生産性向上といった課題解決につながるツールとして今後、幅広い企業に導入を促す。
米国関税で広島県が企業向け緊急対策補助金
広島県は10月1日から、米国の関税措置の影響を受ける県内企業などを対象に、海外販路の拡大を支援する緊急対策補助金の申請受け付けを始めた。予算額は1億9400万円で、補助率は3分の2、1社当たりの上限額は設けない。9月補正予算は、他に生産性を向上させる設備投資支援を含めて関連事業費に計4億円を盛り込んだ。広島県から米国への輸出額(2024年)は約6500億円に上り、自動車を中心とする輸送用機器関連企業などの経営安定化を後押しする。
アクト中食が岡山支店と物流拠点を新築移転
業務用食品卸のアクト中食(西区草津港、平岩由紀雄社長)は、岡山支店を倉敷市から岡山市北区川入1088―1に移転し、10月30日から業務を開始する。併せて、アクトグループの物流を担う運送・倉庫管理などのCLO(社長同)東中国物流センターも同所に移転させる。総額約9億円を投入し、事務所棟や倉庫棟を整備。業務効率化を図るとともに配送機能も高め、岡山県全域をカバーする営業体制を敷く。
オールハウスが賃貸物件管理の専用支店新築
注文住宅、賃貸仲介などのオールハウス(府中町八幡1―4―23、原田尚明社長)は、好調な賃貸物件の管理事業を強化する。専任のプロパティマネジメント事業部が入る社屋を10月に新設し、不動産オーナー向けのサポート体制の拡充を図る。安定した収入が見込める同事業を収益の柱に育て、当面は管理戸数を現在から約1.2倍の5000戸に引き上げる計画だ。
シモハナ物流が今3月期売上700億円突破へ
食品物流で大手のシモハナ物流(坂町横浜中央、下花実社長)は、2026年3月期の単独売上高で700億円突破を予想する。10年前から2倍の規模となり、5期連続で過去最高を更新する見通し。物流網の拡充と人材確保・育成が奏功。全国の卸・小売業で販売が増加傾向にある冷凍品の需要などを取り込んでいる。以降は当面、年5%の成長を目指す。
  • 起業家表彰の中国地区大会 CIA、トロムソ社長らが選出
  • 県が人的資本経営3社を表彰 授賞式で取り組みなど紹介
  • 創業・ベンチャー支援 市産振センターが4事業認定
  • 積水ハウス不動産が賃貸マンション 「とうかさん」隣に26年1月竣工
  • アドホック・ファミリーオフィス 県内2社と業務提携
  • 金融財務研究所 広島修道院などに寄付
  • 中区寺町の9寺院 寺巡りイベント開催 親しみ醸成など図る
  • アンフィニ広島が寄贈 小中学校に標識ロープ
  • コアシステムズ 非営利団体向け集金システム拡販 導入5倍増掲げ他社サービスと連携
  • リサイクル業こっこー 主要拠点にCO2フリー電力
  • 山口大学大学院技術経営研究科 4月入学の社会人を募集
  • サイン製造のオガワ 袋町に広島営業所を拡張移転
  • 「庭園の宿 石亭」 ミシュランキーホテルで県内最高位
  • 県内の公共工事動向 25年度上期は横ばい
  • 日本公庫25年上期の農業景況調査 中四国横ばい、通年プラス転換へ
  • 女性人材と出会う 合同企業説明会
  • ファンドブックなど M&Aセミナー開催

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