広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

グルメ&ナイト― GOURMET and NIGHT ―

広島の経営者がおすすめするグルメやナイトライフのお店を紹介。

  • 2025年11月20日号
    八縁(やえん)

    お好み焼き店「麗ちゃん」(JR広島駅ビルekie内)などで計4年間修行した代表が、念願の自店舗を6月にオープンした。
    「麺の味付けにケチャップを使うという麗ちゃんならではの手法に感銘を受け、当店でも行っている。麺1本ずつ丁寧に火を通し、高温でトマトなどの酸味が飛ぶため程よい甘みが広がるのです。このほかキャベツは外葉を太切り、甘みのある芯に近い部分は細切りに。そのうま味が逃げないように優しくヘラで抑えるなど『端まで美味しいお好み焼き』を目指し、細部までとことんこだわり抜いています」
     地元広島を愛し、神社巡りが趣味の代表は2カ月に1回は宮島へ訪れるとか。観光や出張客には厳島神社をはじめとする定番スポットを、地元客には〝知る人ぞ知る〟名所やお薦めの飲食店を紹介しているという。
    「地元客からは『ここに来るとなぜか落ち着く』と言われることも。広島に住んで、広島に来て良かったと感じるきっかけとなる店であり続けたい」

  • 2025年11月13日号
    クレープ&ジェラート Ciao(チャオ)

    おばんざい椿(中区流川町4―16)を営むオーナーが9月24日にオープンした。クレープは1番人気の「クリームチョコバナナ」(650円)や「季節のフルーツクレープ」(800円)など23種、ジェラートはミルクや抹茶、キウイなど約15種類をそろえる。
    「料理好きが高じて新たなチャレンジをしたいと出店。イタリアで修行を積んだシェフからレシピ提供を受けました。クレープはもちもち生地で、クリームやフルーツをたっぷり使い、食べ応えを意識。甘い系だけでなくおかず系も豊富にそろえています」
     広島電鉄宇品線県病院前、イオンみゆき店そばに立地。周辺には県立広島大学や広島大学付属中・高校があり、学生や子ども連れが多い。地域に根付き、親しまれる店が目標。市内中心部にクレープ店が少ないことから、将来は本通辺りでの出店やFC加盟店の募集も構想する。
    「食べることは生きることが私の理念。食を通じて何気ない日常にワクワクや幸福を届けられたらうれしい」

  • 2025年11月6日号
    みにくらぶ五十棲

    重厚で落ち着いた雰囲気の会員制ラウンジ。オープン16年とママの還暦を祝うイベントを11月11日と12日に開く。
    「今年は私自身の還暦という節目。京都・先斗町の芸妓さん、市さよちゃんに、昨年同様に手伝ってもらう予定です。美人で歌も上手で、毎回ほれぼれします。楽しんでいただける時間にしたい」
     昨年の15周年イベントに続き、今年も笑顔と歌声が響く夜になりそう。この1年は、身近な人との別れや体調の変化など、寂しさを感じる出来事も多かったという。それでも元気で頑張りたいと前を向く。
    「還暦を迎えられたお客さまには、ささやかなお土産を用意しています。最近の楽しみは、かわいいスタッフと焼き鳥に行くこと。おいしいものを食べて、いっぱい笑う時間が何よりの癒やしです」
     ゆったりとした空間の中で、変わらない温もりと、確かな時間が流れており、今年もまた、多くの常連客がママの笑顔を目当てに訪れそう。

  • 2025年10月30日号
    福包(フーパオ)酒場 広島袋町店

    中華料理を手頃な価格で楽しめる居酒屋。台湾の屋台をイメージさせるネオン看板やちょうちんが店内を彩る。関西中心に飲食店を営むセンサシオン(大阪)が昨年10月、FC加盟で開いた。
    「中国の国家資格『特級点心師』の保有者が作るギョーザやショウロンポウを提供。看板メニュー『五色小籠包』(968円)はピンクやオレンジなど色鮮やかで写真映えが良く、もちもちの皮やジューシーな肉汁が本格的です」
     中央を区切った鍋に2種類のサワーを入れ、お玉ですくって飲む「火鍋サワー」(90分飲み放題968円)が人気。6月に同店独自の食べ飲み放題プラン(2時間3500円〜)を始め、宴会などの需要を取り込む。11月から生ビール、ハイボールを値下げする。
    「笑顔で元気の良い出迎えや見送りを徹底し、選ばれる店を目指す。ゆくゆくは広島限定メニューも作りたい」
     今月29日に焼き鳥店「鳥貴族アイスタ横川店」を開き、グループ会社を含めて県内10店体制に。今後も市内外へ出店を検討している。

  • 2025年10月23日号
    おばんざい縁

    中区堀川町でウイスキーラウンジ燈などを営むオーナーが9月9日、家庭の味に一手間を加えた料理を提供するコンセプトで開店した。
    「毎日予約10食限定で煮物や揚げ物を盛り込む『お通し10種盛り』は、炒め物などのおばんざい5種食べ放題も付いて3500円。福祉に強い思い入れがあり、一部の下準備は中区の就労継続支援施設に依頼しています」
     一押しのエビカツ(850円)は、エビ5〜6尾を並べてシソと揚げる一品で、自家製梅タルタルソースでさっぱりと食べられるという。酒は桜尾ウイスキーなどラウンジで人気の銘柄のほか、金光酒造の太陽の雨音レモンサワーといったこだわりの約40種類を用意。日本酒は獺祭に限定し、米国で醸造した同BLUEも提供する。
    「自身の経験から女性のキャリア復帰にも貢献したいと、店員は全員を女性に。20代の女将(おかみ)も難治性の病を克服した経験があります。女性1人でも大歓迎。個室もあるので、子連れでも気兼ねなく楽しめます」

  • 2025年10月16日号
    本格炭火やきとりOGiYA

    住宅街にある焼き鳥店。備長炭で焼き上げる県産の地鶏をメインに扱い、来店客の多くが家族連れという。10月に開業5周年を迎えた。
    「炭火の遠赤外線効果でじっくりと焼くことで、ガスや電気式の焼き器では味わえないふっくらとした食感に仕上がります。焼き鳥に欠かせないビールにも強いこだわりがあり、グラスを必ず手洗いして気泡の原因となる油汚れ落としを徹底したり、注ぎたての粗い泡を捨ててきめ細かい泡が楽しめる状態で提供するため、お酒が得意でない人からも飲みやすいと好評です」
     芽キャベツやプチトマト、スナップエンドウ、マスカットなど旬の野菜・果物を豚バラで巻く串料理をはじめ、日替わりの一品メニューも充実させるなど、常連客を飽きさせないように工夫を凝らす。
    「接客も含め近隣の方に愛される店づくりを心掛け、有り難いことに週末はほぼ満席。好きが高じてまかないで振る舞う鶏パイタンラーメンも評判で、将来は専門店を開いてみたいですね」

  • 2025年10月9日号
    nipote(ニポテ)

    国内では珍しい、ぬか漬けした食材で多様な洋食メニューを提供する料理店を2022年から営む。
    「ぬか床の副材料には通常だといりこやかつお節などの動物性素材を使いますが、当店では干しシイタケなど植物性素材のみを使うことで優しい味わいに。野菜だけでなく、肉、魚、卵も漬けるため、口に運ぶまでは『味の想像がつかない』とお客さまからドキドキされることが多々ありますね」
     例えばパスタにあえるといった形で提供し、カツレツが特に根強い人気とか。ぬか漬けは善玉菌のエサとなる食物繊維や乳酸菌などが豊富なため、特に健康意識の高い20〜40代女性からの支持を得ているという。直近では、食べログユーザーから高い評価を集めた100店を各ジャンルで選出する企画に、西日本エリアの洋食部門で初選出された。
    「昔おばあちゃんが作ってくれたような伝統的で懐かしく、だけどどこか新しい、未知の食世界をぜひ存分に味わってほしい」

  • 2025年10月2日号
    野の花館

    代表の両親が定年退職後の2009年に開業。23年に手作りした新棟で営業するカフェやギャラリーに加え、ミニコンサートなどを開く「音楽堂」を備える。
    「地域の憩いの場として、気軽に交流できる空間を目指しています。ギャラリーでは絵画などの展示に加え、町内会の会議や呼吸体操・介護予防教室などにも開放。11月19、20日はペルシャじゅうたんの魅力を学ぶ勉強会を予定しています」
     音楽堂は桜材フローリングと珪藻(けいそう)土の壁、屋根の角度のバランスから「響きの美しい空間」と専門家からお墨付きを受けた。10月19日には平木速人さんをはじめとするプロ奏者による「昼下がりのジャズライブ」を開催。毎月第1・3水曜日には大人向けのピアノ教室を実施している。
    「家族のミニコンサートやプロ指向者の練習といった引き合いも。表現したい方々に寄り添い力になれるよう、世話好きなオーナー一家がおいしいコーヒーとともにお待ちしています」

  • 2025年9月25日号
    オニクトサケ

    「お客さまが焼かない焼肉屋」をコンセプトに、令和7年7月7日にオープンした。黒毛和牛ほか広島県産豚、山口県の長州鶏などをそろえ、店主がそれぞれの肉に合わせた焼き加減で提供する。
    「一般的な焼肉では会話に夢中になって肉が焦げてしまったり、焼くのに手一杯になる人がいたりします。当店では全員にゆっくり肉と酒を楽しんでもらいたい。私が焼いた肉はお客さま一人一人の前にある、炭やペレット入りの小さな七輪に。温かく、おいしい状態を長く保つ狙いです」
     他に料理では里芋にレンコンと酒盗(カツオの塩辛)を混ぜた「大人のポテサラ」といった居酒屋メニューも。ドリンクは常備する日本酒5種やワインなどに加え、季節に合わせた銘柄がスポットで並ぶこともあるという。1階はカウンター10席、2階のテーブル席は最大14人が座れる。
    「営業時間は午後6時から翌午前2時まで。がっつり食べるだけでなく3、4軒目で軽く、という方も歓迎です」

  • 2025年9月18日号
    フーシャ村808

    県内や山口県でバーなどを営むサファリ808(中区上八丁堀)が7月20日に開いた。昼はハンバーガー中心のカフェで、夜は串揚げや肉料理の居酒屋に変わる。
    「代表や私のやりたいことを詰め込んだ新業態。ハンバーガーは広島和牛と米国産の粗びき肉を使うパティに、厳選のバンズを合わせる。本場のように肉々しい味わいながら、しつこくなくペロリと食べられる。がんすやコウネ入りもある」
     人気の牛ハラミステーキは山口で営む肉料理店のノウハウを生かし、余熱でじっくり火を通して柔らかく仕上げる。串揚げに合う糖質ゼロのビールや、国内外の瓶ビールをそろえる。「ここでしか味わえない味」を提供したいと、各種ソースやスイーツ、コーラまで手作りにこだわる。
    「近隣の住民や会社員ほか、山口など遠方の客も多く手応えを感じている。学生の呼び込みに向け、近くアサイーボウルも始めたい。牛白湯ラーメンが好評で、流川に新店を検討中だ」

  • 2025年9月11日号
    広島酒菜 神楽

    バルコムグループが今年3月、神楽をテーマにオープン。実際に着て記念撮影できる舞台衣装を置くほか、隔週土曜昼には北広島町などの神楽団によるイベントを開く。また6月に路面沿いの一角をそば打ち台に改装。13歳から地元同町で豊平流そば打ちを修行し、過去最年少の20歳で最高段位を取った職人が毎日手打ちする。
    「爽快なのどごしを生み出すため、生地を切る前の薄く均一に伸ばす作業にこだわっています。せいろ蕎麦(1000円)は、麺の香りも楽しめるよう最小限の薬味と薄めのだしで提供。そば塩で食べるのもお薦めです」
     夜は穴子の刺身、ウニホーレン、コウネなど県内定番料理のほか、飲み放題付きコース料理(5500円〜)も用意。酒は日本酒ベースの神楽ハイボールのほか、ビール、地酒、焼酎など約40種を置く。
    「英語、ヴィーガンメニューを用意し、国内外の観光客のほか、50人規模のツアーも受け入れます。広島の文化発信の一助になれば」

  • 2025年9月4日号
    タンしゃぶ亭

    広島で珍しいしゃぶしゃぶメインの牛タン料理店。全席が座敷個室の落ち着いた店内で、来店客の6割が女性という。田中秀人料理長は、
    「牛タンはたんぱく質や鉄分、ビタミンなどの栄養素が豊富で美容にも良い食材。一般的な焼き肉用よりも薄い1ミリの厚さにすることで、適度な歯ごたえと柔らかさを楽しめます。うっすらとピンク色が残る程度に熱して白ネギや豆苗(とうみょう)を包み、卵黄入りのしょうゆベースの甘辛タレにくぐらせると、もう箸が止まりませんよ」
     厚切り牛タン炙りなどのアラカルトを充実させるほか、地酒やクラフトビールをそろえ、接待需要も取り込んでいる。佐藤巧一店長は、
    「中腰の状態で料理を提供しない、お出しの減り具合に気を配るといったホスピタリティーを大切にすることで、有り難いことに『予約が取れない人気店』と呼ばれることも。最近は外国人も多く来店されますので、幅広い層のお客さまがゆったりとくつろげる店づくりにますます磨きを掛けたいです」