広島の紙卸売業界で西区商工センターに本拠地を置く老舗の木野川紙業(陣場健社長)やアオイ福原(小島健知社長)が相次ぎ、業界大手に株式譲渡し資本傘下に入るなど事業再編の動きが加速している。デジタル化で紙市場が縮小する中、スケールメリットを生かし、経営安定化を狙う。
1941年設立の木野川紙業は5月1日付で、新生紙パルプ商事(東京、三瓶悦男社長)に株式譲渡し、グループ入りした。新生紙パルプは資本金32億2800万円で、2025年3月期の単体売上高は2473億6500万円。木野川は、同じく商工センターに本社を構える1953年設立の泉紙業(泉恵太郎社長)から、3月に和洋紙卸売と断裁事業を譲り受けていた。