交流施設CLiP HIROSHIMA2階で、ランチや軽食、夜は本格的なコース料理を提供する。厨房を率いる吉川忠義さんは、
「県産食材にこだわったメニュー提供に力を入れています。その日仕入れた食材に合わせて調理し、ときにメニューにない料理を作ることも。幅広い層に受け入れられる店に育てたい」
和・洋食店、フレンチレストランなどで約20年の調理歴を持つ。メニュー開発を強化しており、1日5食限定で提供を始めたトマトラーメンは豚骨スープとホールトマトを煮込み、クリームで仕上げる。くせになるとリピーターが増え、売り切れる日は多い。キッチンカー導入やビアガーデンなどの新たな試みも進める。
米カリフォルニア州の「ケンゾー・エステート」のワインを提供する県内でも珍しい店舗だ。
「ランチはにぎわいますが、ディナーのお客さまをもっと増やしたい。当店を経営する広島トヨペット古谷社長とは、いずれ銀座やニューヨークに出店したいと夢を語っています」