ブックカフェのりんご堂(中区小網町1-9あおば園1階)の2号店で、10月1日にバー併設の本屋としてオープンした。〝レトロでかわいい喫茶店のようなバー〟をコンセプトに、お酒やコーヒーを飲みながら本を楽しめる。野崎泰弘さん・あかりさん夫妻は、
「当店のような形態は広島でも珍しい。くつろぎながら本を読んでもらい、お客さん同士で好きな本や作家について語り合う場としても利用してほしい」
飲み物はウイスキーを1杯600〜1500円で20種類、自ら焙煎したコーヒーなどノンアルコールが15種類。600円でケーキも提供。本は新刊から中古まで全て購入でき、絵本や小説、料理本などをあかりさんが選び、仕入れる。
「約200冊とあえて取り扱い冊数を少なくすることで、あまり本屋で手に取らないジャンルを読んでもらえるようにしている。新しい本や作家と出会い、楽しみ、共有できる空間を目指す」