広島駅弁当が5月、金座街商店街の福屋八丁堀本店南側に開業した高級食パンを使うサンドイッチ専門店。1階の約100平方㍍に製パン工房と調理場があり、出来立てを提供。2階には飲食スペースを設けた。橋本京子店長は、
「2020年にオープンした『道の駅三矢の里あきたかた』内の、高級食パン専門店やレストランなどの店長を入社1年目で任され、今回は内装や設計など新店の立ち上げにも関わった。愛される店づくりへ、期待に応えたい」
総菜やフルーツ系など常時約20種類を用意。オリジナルソースなどを開発したほか、ミルフィーユカツやコロッケを店内で手作りするなど、約120年続く弁当業者の調理ノウハウを生かす。地産地消を掲げ、高宮産の熟成鶏や向原農園の卵、平田観光農園の果物・ジャムも使う。高級食パンも販売。「手作りにとことんこだわり、多くの人にそのおいしさを伝えたいと、価格は一つ350円前後に設定。『広島県産フレッシュいちごサンド』(410円)が人気で毎日品切れ状態。これからは旬のメロンを使ったサンドを始めます。手土産にもお薦めです」