広電土橋駅から徒歩5分のビル1階で、自家製こうじを使う和食ランチ・弁当を提供する。同所2階で美容室を経営するATO(花田和也社長)が6月3日に開店。11年間、臨床検査技師として働いていた店長が切り盛りする。
「医療現場は、食事の時間も選択肢も少なく、おにぎりだけでさっと済ませるハードな現場。私自身も夜勤で生活リズムが乱れ、肌・体調トラブルに悩み、次第に食と健康を意識し始めました」
子育てを機にこうじに興味を持ち始めた。肌や腸が整い、こうじの効果を身を持って実感したという。一度は医療現場へ復帰したが、その後飲食業に転身し、有名弁当店でも経験を積んだ。
予約制の土鍋ごはんを1食ずつ丁寧に炊いたり、酵素玄米は3日かけてつくる。おかずには、塩・甘酒などの自家製こうじを使った主菜・副菜を、月・週替わりで組み合わせる。
「働く人や子育てママのために、私たちが手間暇と時間をかけ、お客さまにはゆったりと過ごしてもらいたい。病院にも弁当を提供するのが夢です」