広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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  • 掲載ニュース― NEWS ―

    今週の表紙
    ICCピッチコンテストで準優勝 / 久保 宏輔 氏
    NEWSな人
    商工センター地区街づくり 来春までにビジョン策定 / (協)広島総合卸センター 谷本 睦志 専務理事
    中小企業診断士を兼業 ラジオで経営相談も / 広島エフエム放送 神原 隆秀 パーソナリティー
ニュース一覧
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グルメ&ナイト― GOURMET and NIGHT ―

話題のお店を取材!
Bar Little Happiness / 谷本 美香 オーナー

約800本のウイスキーと、フルーツカクテルをメインに提供。22歳の時に、歓楽街の駐車場の一角を間借りしてタクシーや代行を待つ人向けに始めた。当初は酒は苦手で知識もなく、昼に派遣の仕事をしながら、バーテンダースクールに通い試行錯誤する日々を送った。
「特にウイスキーは何を飲んでもしっくりこない。それでもあらゆる酒を試飲し続けて、ある日、独特の蜂蜜の風味が特徴のバルウェニーを飲んだとき、初めておいしいと感動。バラバラのピースがカチッとはまった瞬間でした」
 それからこの世界にはまって、蒸留所を巡り、国内外の作り手に会いに行った。4月はカリブ海マルティニークを巡り、ラム酒を取り扱う予定。
「ウイスキーの中には熟成に50年以上かかるものもあり、完成前に引退する職人も。手塩にかけて育てたものを次の世代につなぎ、託していく。そんな世界観に引かれました」
 珍しい銘柄を求めて、ウイスキー好きが県外、海外からも集う。蒸留所について語らう時間が至福の時だという。

    INFORMATION
  • ◆住所:中区流川町5-14-1階
  • ◆電話:082-247-5779
  • ◆座席数:カウンター11席・テーブル8席
  • ◆営業時間:午後7時〜(月〜木)午前1時、(金土)同2時、(日祝日)同0時
  • ※発行当時の情報となります。過去の記事につきましては、最新情報を掲載店さまにご確認ください。

スポーツ応援談― SPORTS TALK―

経営者が語るスポーツ「愛」
ReAct / 徳島 明 代表取締役COO

2021年に創業。広島と東京を拠点に中小企業の経営・ITコンサルティングや補助金・助成金の申請サポートを手掛けており、今後は開発中のSNS上決済サービスの拡販などにも力を入れる方針です。
 広島市出身で、カープ生観戦デビューは6歳でした。一瞬で臨場感と迫力に圧倒され、小学生になると友達同士だけで旧市民球場へ足を運ぶように。野村、前田、緒方らが並ぶ当時の強力打線「ビッグレッドマシン」の中でも、〝これぞ2番打者〟というつなぎに徹した正田選手がお気に入り。球場で見ず知らずのおじさんにかわいがってもらい、カープうどんをごちそうになったことも良い思い出です。
 以来、毎年10試合以上は現地で応援しています。スクワットはせず、投手の配球や試合の流れを読みながら、じっくりと試合を堪能するのが私の観戦スタイル。友人とカープを語るLINEグループがあり、1試合で百回以上のやりとりを交わすことも。シーズン中はカープのことが頭から離れることはなく、子ども時代から続く唯一の趣味と言っても過言ではありません。カープファンが集う居酒屋「RED COUNTRY」(西区横川町)で居合わせたお客さんとのカープ談義も楽しいひとときですね。
 今季、心配された打線も予想以上に良く、上々のスタート。個人的には盗塁のうまい羽月選手の奮起に期待。勝ち負けよりも、積極采配で観客が楽しめる試合を期待したい。

コラム― COLUMN ―

                                   
記者が注目する「こぼれ話」
わくわく大作戦

「わくわく大作戦」とネーミングされた部署横断プロジェクト。何かと堅い企業イメージが先行する中国電力グループの一員で、塗装や建築工事を手掛ける中電工業(南区出汐)が一転、イメージを突き破る大胆な作戦を打ち出し、周囲を驚かせている。
 2021年から始めた。建築・塗装をイメージした「ビルダイン」と「ペイントン」の公式キャラクターを登場させたほか、塗装工事の協力会社組織「電栄会」各社の武将キャラクターが先陣を競う。就活生向けに、工事監督者をオーケストラの「指揮者」になぞらえたリクルートページや、全ページに現役社員が登場する若者向け雑誌のような採用パンフレットを作成し、一気に勝負に出た。
 むろん働き方も改革。コアタイムのないスーパーフレックスタイム勤務制度ほか、現場写真データの管理などにITを駆使し、業務効率化を推し進める。21年6月に就任した石井浩一社長は、
「3カ月後全員へ作戦開始を宣言した。当初の18人から次第に輪を広げ、いまでは11チーム延べ130人弱がプロジェクトに関わる。成果もさることながら作戦を実行に移していく過程での社員の成長、そしてわくわく感から生まれる一体感こそ一番の目的だ。コミュニケーションが円滑になり、安全やコンプライアンスを守る意識も自然と高くなってくる。過去3年、新卒者で離職した人はいない」
 90日で目標達成
 全国で初めて、ドローンを使った鉄塔塗装資材の運搬に成功。昨年12月にはワクワクやクリエーティブをキーワードにオフィスのリノベーションを行うなど、矢継ぎ早にプロジェクトを実行した。勢いよくスタートしたが、次第に失速する事例は枚挙にいとまがないが、同社の作戦が次々成果を挙げるのはなぜか。
 経営コンサルのニューチャーネットワークス(東京)の高橋透社長をアドバイザーに加え、プロジェクトのゴールを90日に設定する、BTP(ブレークスループロジェクト)という考え方を採用。3年の中期計画や年間計画などを90日という短期のゴールに置き換える。週、日単位の具体的なアクションが見えると全力投球しやすくなり目標を細かく区切ることで、その都度に成功体験を味わえる。さらに行動量と質が高まり、成功が加速する案配だ。
 各チームの活動開始時は高橋社長を交え、キックオフミーティングを開く。リーダーはビジョンと目標を面白そうなストーリーに仕立てメンバーに伝え、全員が最終結果に責任を持てるようにする。必ず達成する状況をつくるためメンバーはみんなの前で宣言・約束し経営層への中間報告や90日後の最終報告日時を設定。毎日の達成状況を公表し、社内のさまざまな人からコメントをもらうことで、実行を習慣化している。
 石井社長は、
「オフィスリノベーションではメンバーたちがこんなところで働きたいと思う空間を自ら設計。20以上のブースを設け、より創造的な働き方ができるオフィスが実現した。お客さまからも社員の笑顔や会話から、生き生きした空気が感じられると、うれしい言葉を頂く。みんなが新しい事に挑戦する楽しさ、一緒に困難を乗り越えるわくわく感を体感してくれていると思う」
 社外とワクワク共有へ「DESHIO(デシオ)いいでしょプロジェクト」を始める計画だ。

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