広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2021年6月10日号
備北交通 / 山根 英徳 社長

所属する庄原市カープ応援隊は結成17年目を迎えます。当社のバスを貸し切って球場へ行き、ほぼ全てのホームゲームのライトスタンド指定席40席を庄原のカープファンで埋めています。リーグ3連覇時の年間参加者は3000人を超えました。今季のカープはコロナ禍で試合が9回打ち切りになったり、最近は主力選手のコロナ感染などの影響で苦しい状況が続いています。応援隊も庄原市で感染が広がったことで10試合のツアーを中止。選手を庄原に招く庄原版ファン感謝デーや、日南キャンプへの激励訪問など多くのイベントも断念しました。
 しかし例年通りのイベントができない中で、コロナ禍ならではの取り組みを実施。クリスマスシーズンには森下・宇草・韮澤選手のサインをプレゼントするキャンペーンを行ったほか、沖縄の1軍キャンプと映像をつなぎ、佐々岡監督へのオンライン贈呈式実施など、庄原からカープ選手を応援し続けています。
 2015年から始まった庄原版ファン感謝デーには備後(BINGO=あたり)庄原伝説といわれるうわさがあるんです。過去に出演した鈴木・野間・九里・坂倉・中村奨成・小園選手ら多くの新人選手がブレイクを果たしています。今年は2年ぶりの開催を目指しており、新たな若鯉の飛躍のきっかけになればうれしい。16年には永川・梵選手のイラストが入った旧ラッピングバスに乗り、優勝パレードに参加したことが良い思い出ですね。いつかカープが日本一になったパレードで、選手と一緒にラッピングバスに乗ることを夢見て応援しています。

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