広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2021年6月17日号
広島市郷土資料館 / 山縣 紀子 学芸員

東京五輪に合わせ、「沸き立つ!昭和39年−57年前の広島−」を企画。新型コロナで中断(6月22日再開予定)していますが、7月11日まで開催予定で、7月22日〜9月5日にもパネル展を計画しています。
 市民から写真や資料を募り、①昭和39年当時の広島、②聖火リレーの構成で展示。当時のテレビ、冷蔵庫、洗濯機の3種の神器、広島駅、太田川放水路、マツダ本社工場と宇品工場をつなぐ東洋大橋などの工事写真、丹下健三氏設計の平和の灯の点灯式、福屋の増築工事、当時の八丁堀、紙屋町交差点、旧太田川沿いの原爆スラムの写真のほか、広島エイト倶楽部の聖火リレーの8ミリ映像(14分)、聖火リレー県内第1走者の三浦敬弘氏のランニングシャツ、委嘱状、聖火リレー広島県実施要項、東海道新幹線開業記念特急券、東京五輪記念鉛筆、記念硬貨、記念切手、三波春夫のレコード東京五輪音頭などを紹介しています。当時のレジャーブームを示す楽々園遊園地、元宇品海水浴場などの写真も掲示しました。
 展示している当時の広島市の地図を見ると、西は八幡川、北は祇園大橋など合併前で面積が小さく、人口は50万人を突破。敗戦から19年後の広島の写真や資料で、復興の様子を感じることができます。聖火リレーは見学者が多く、現在との意識の違いも見てとれます。私自身カープファンで、新型コロナが広がる前は年に30試合程度、球場で観戦していました。関連企画として、昭和39年に沖縄からカープに入団した安仁屋宗八さんの講演会も秋に予定しています。

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