広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2022年2月17日号
タカハシ企画 / 高橋 陽祐 専務

社長を務める父が30年前に個人で始めた金属看板の製造、販売業で、昨年10月に法人化しました。学校が終わると旧市民球場によく連れて行ってくれた父の影響から、物心ついた時にはカープファンでした。小学4年生でソフトボールを始め、同じセンターを守る右打者の緒方選手に憧れて見本にして練習をするうちに大会でも結果が出るように。6年生の時に助っ人で出た硬式野球の県大会で優勝して、全国大会に行ったのは今でも私の自慢です。
 最近チケットが取れず球場には年2回ほどしか行けていませんが、今でもテレビでほぼ毎試合見ています。一番感動したのは2014年6月にエルドレッド選手が逆転ホームランを打ったロッテ戦。9連敗中の7回、2対5で負けており球場はとうとう10連敗かと諦めムードの中、満塁のチャンスで打った一発は見事でした。あまりのうれしさにいてもたってもいられず、工場にある看板用のステンレスを切り抜き、ユニホームと応援歌のプレートを作って、手紙とともに球団へ送りました。
 今季は鈴木選手が抜けるでしょうが、前田健太投手が退団した翌年にリーグ優勝したように、主力の抜けたカープは団結力が高まり強くなると思います。実際にキャンプで菊池選手が後輩の羽月、矢野選手に指導する姿を見ると期待が高まります。優勝が決まる試合、球場で2人の子どもたちと「それ行けカープ」を歌う日が待ち遠しい。

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