広島ホームテレビグループの制作会社で、最近は企業動画やオンライン配信などに力を入れています。2021年12月に、社長に就任しました。
竹原市出身で、もちろんカープファンです。少年時代は地域の野球チーム「大井カープ」に所属しており、旧広島市民球場での野球観戦は年に1回の夏休みの楽しみ。ほとんど観戦に行けないのに、ファンクラブに入っていました。当時、ファンクラブ会員に配布される選手名鑑には選手宅の住所が記載されていました。偶然にも広島市内の親戚の家の近所に外木場義郎さん宅があり、同選手の大ファンだった私は菓子と画用紙を持って、自宅を訪問。夫人だけが出てこられて、サインはいただいたのですが、外木場さんに会うことはできなかった。実は、その前日の試合の先発投手で負けていて、とても悔しいのだろうとその時は子供心に思っていました。数年前、仕事関係の会で一緒になったときに当時の話をしたら、「そうか、その時は、ごめんね」と言ってくださりうれしかったですね。衣笠祥雄選手も好きでした。骨折しても立ち向かう姿や、江川卓投手の誰もが振り遅れていた速い球を大根切りでレフトスタンドに放り込んだ姿を目の当たりにしたときは胸が熱くなりました。
当社ではカープ情報番組「カープ道」を制作しており、地上波だけでなく、スポーツ番組配信の「Jスポーツオンデマンド」でも配信。全国のカープファンから反響が大きいです。
カープの試合がない日はつまらないし、勝つと心が躍るのは少年時代も今も変わりません。がんばれカープ。