広島工業大学で数学を教える傍ら、2021年に企業の課題を分析して数学的発想で解決を目指す会社を立ち上げました。自転車ロードレースの地元プロチーム「ヴィクトワール広島」監督兼社長の中山卓士くんとは飲み友達で、創設時から応援しています。
7月8日に三原市佐木島であったホームレースで、初めて現地観戦。私も週1回ほどロードバイクに乗ることがありますが、プロのレースは時速45キロを超え、同じ乗り物とは思えないスピード感に圧倒されました。序盤から駆け引きが続き、中盤からは雨が降り出したことで多くの選手が落車するなど波乱のレースに。終盤になっても18人ほどの先頭集団の中で誰が優勝するか分からない混戦状態。最終的にヴィクトワールのキンテロ選手を含む3選手が横一線でゴールを駆け抜けました。実況や解説の人も分からないほどの差でしたが、ガッツポーズを掲げたのはキンテロ選手。念願のホーム初優勝に、チームカラーのオレンジ色を身につけたファンは大盛り上がりでした。
今年は実力のある外国人3選手や、エースの阿曽選手、ガッツのある久保田選手など強いメンバーがそろっています。結果を残すことで、全国大会でも強豪の崇徳高校の自転車競技部など、広島で自転車を楽しむ子どもたちが憧れるチームになってほしい。