広島の経営者、注目のビジネスパーソンの「お気に入りのスポーツ」チームを紹介。
長年、地域の子どもの各種スポーツ大会「マエダハウジングカップ」を開いています。2014年の第1回少年野球大会には元カープ選手の前田智徳さんが保護者として、お忍びで来場。私が始球式の用意をしていると、少年野球協議会の当時の会長が「前田さんバッターボックスに立ってよ」とキラーパス。前田さんは少し困りながらも応えてくださり、その優しさに感謝しています。ただ、こんなに偉い人に球を当ててはいけないと、気が気でない。とにかく慎重に投球。何とか捕手のミットへ真っすぐ届き、安心しました。自らに厳しく野球道を追求する彼は多くの人に尊敬されており、私もカープ観戦時にはレプリカユニホームの背番号1を背負います。今季のカープはリーグ優勝を狙える位置にいる。この勢いで頑張ってほしい。
コロナ禍で中断もありますが、ソフトボール、サッカー、バスケットボール、けん玉の大会も開催。私は幼少の頃にぜんそくでしたが、体調が良くなって始めたソフトボールで毎日練習に励み、小学6年の大会で優勝。まばゆい光景や達成感は今も鮮明に覚えており、今の子どもにも機会を提供したいと考えています。こうした取り組みや社員育成などが評価され、6月に「日本創生のための将来世代応援知事同盟」から「優秀将来世代応援企業賞」を受賞。光栄です。
今年10回目を迎える少年野球大会は、念願であるマツダスタジアムでの決勝戦を実現させたい。
安佐南区に本社を構え、店舗清掃や警備などを手掛けている。まずは球団最多の通算213勝のレジェンド、北別府さんのご冥福をお祈りします。まさに「精密機械」の異名にふさわしい見事な投手でした。
彼の後に続く3人のレジェンドとして、個人的に前田智徳、黒田博樹、新井貴浩さんを挙げたい。まずは前田。イチローが憧れ、落合博満さんが認めるなど、彼の天才的な打撃センスを表すエピソードは数多いが、なんと言っても2000年代前後の低迷期をカープ一筋で支えてくれた大打者。選手晩年、彼が代打で登場すると大歓声が起こるのは、私たちファンの誇りだったから。彼がいたからこそファンを辞めなかったという人は私だけではないでしょう。黒田はメジャー挑戦を先送りし、短い選手生活の貴重な1年をカープファンのためにささげた。そして海の向こうの実績をひっさげカープに復帰し、優勝へと導いてくれた。本当に泣かせる男です。
新井現監督は底抜けに明るい人間性で、ファンを楽しませてくれる。カープ復帰の際、当時の私設応援団連盟会長がラジオで涙ながらに「彼を暖かく迎えてほしい」とファンに呼び掛けたことがいまだに忘れられない。それくらい人の心をつかむ男だと思う。
そういった意味で、新井カープに彼以上のスターはいない。各選手にはファンに語り継がれる未来のレジェンドを目指し、後半戦も〝がむしゃら〟に戦ってもらいたい。
西区南観音に本社を置き、廃棄物の収集・運搬を行っている。小学生から大学までサッカー一筋。弟がユース所属だったこともあり、ずっとサンフレのファンだ。2019年ごろ、サンフレを応援するJC経験者有志の集まりに参加して以来、会社としても応援している。
サッカーをしていたからこそ、部活の仲間や先生、経営者仲間など数え切れない出会いに恵まれた。それらが今の自分を形作ったと考えると、サンフレやレジーナの応援を通じてサッカーに恩返しをしたいと思う。私が入っていたクラブは人気が高く、最初は抽選に外れて入れなかった。働き盛りで忙しかった父が競技経験もないのにコーチを引き受け、入会を認められた経緯がある。このスポーツを始めさせてくれた父にも本当に感謝している。
サンフレは約半数がユース出身で荒木、満田ら生え抜き選手を応援したくなる。広島でボールを追い続ける日々に青春を捧げた者として、サンフレもユースもレジーナも過去にプレーした選手もみんな家族のような感覚で親近感を覚える。中でも自分の高校時代と背番号が同じ11番の満田に注目。天皇杯でPKを決められなかった時もルヴァン杯で優勝した時も泣いていた熱い男。今はけがで離脱中だが、日本サッカーを引っ張ってくれる存在だと思う。新スタジアムではピッチ近くでプレーが見られるようになり楽しみ。リーグ1位になり、ゆくゆくはACLでも優勝してほしい。
サンフレッチェ広島がなぜ通算3回も優勝できたのか。これがずっと気になっていました。浦和のような資金力はなく、スタジアムや練習場などの環境も決して恵まれているとは思いません。イラストレーターという仕事柄、選手やチームに近い方たちと話をする機会がたびたびあり、ことあるごとに質問を投げかけていました。
現在、栃木SCに所属する洋次郎(髙萩)とはサンフレ時代に親交が深く、彼と食事をしているときに話してくれた回答が一番腑に落ちた気がします。それは「サンフレは優勝を知っている」というものでした。前身の東洋工業サッカー部の頃の優勝、そしてJリーグ開幕2年目に優勝目前に迫るなど、選手はもちろん、フロントや球団スタッフまでが、根っこの深いところでチームは優勝できるものだと認識しているという話でした。これはスポーツに限らず、ビジネスを含めたさまざま世界にも通じる深い話だなと感じましたね。
東日本大震災後、洋次郎やナカジ(中島浩司)が立ち上げた東北人魂広島プロジェクトに参画させてもらったのが懐かしい。仕事ではチームの公式LINEスタンプや、女子チーム・レジーナのスローガンなどを当社でデザインさせてもらいました。 現在はスタジアムが遠くてなかなか足を運べていませんが、新スタジアムは街中に移ってくるので行きやすくなる。来シーズンはぜひ応援に行きたいと考えています。
2014〜18年にドラゴンフライズの選手としてプレーした後、3人制プロバスケ球団「スリストム広島」を設立しました。
ドラゴンフライズは今年、24チーム中の上位8チームによるチャンピオンシップに初めて進出。残念ながら準々決勝で1勝2敗となり敗退しましたが、相手は史上最高の9割近い勝率を誇る千葉ジェッツ。そんなチームから初の大舞台で1勝したことは、非常に価値があると思っています。
東京五輪で女子チームが銀メダルを取るなど、日本バスケのレベルや注目度は着実に向上しています。ドラゴンフライズもスポンサーに恵まれるようになり、日本代表や他の強豪クラブの経験を持つ選手が集まるように。また昨年には専用の練習拠点も完成。私の時代は公営の体育館や大学の施設を借りていたので、練習するにも一苦労でした。こうした変化がチーム成績に表れたのでしょう。来季はミリング監督の続投も決まり、選手の入れ替えも最小限と聞いています。チームの方針を貫き、さらに高いステージを目指してほしい。
併せて3人制バスケの普及にも注力。1試合10分と短時間かつ展開が速いので小さなお子さまが飽きずに見られますし、自分でプレーする際にもボールに触れるチャンスが多く、より楽しんでもらえます。7月30日にはひろしまゲートパークで全国から12チームを集めた大会を予定。熱い声援をいただければうれしいです。
3月17日にラクア緑井2階にオープンしました。店舗面積は2380平方メートルと広く、豊富なアイテムをそろえています。アウトドア用品に特化した新業態で全国に40店舗あり、広島県ではアルパーク店に次ぎ2店目。「体験型」を掲げ、在庫のテントはすべて「試し張り」できます。毎週、LEDランタン点灯、装飾のオーナメント作りなどの体験イベントを企画。春先はピクニックやデイキャンプ向けの手軽なポップアップテントやタープ、テーブルチェアなどの売れ行きが良かったですね。トレッキング用品にも注力しており、シューズやリュック、ポール、服などの品ぞろえを充実させています。
愛知県出身で、青山学院大学を卒業し、アルペンに入社。スポーツデポ長野店などを経て、ハーヴェストウォーク小山店(栃木)、前橋吉岡店(群馬)、岡山伊島店で店長を務めました。アウトドアーズに移り、研修を経てアルパーク店の店長代務から着任。大学時代はスノーボードの同好会に所属。長野や新潟の店舗勤務時には、休日に白馬などのゲレンデに通いました。
現在は妻と4歳の長男と、聖湖やフォレスタ広島などでのキャンプにはまっています。たき火や自然の音に囲まれた食事、仲間との会話は格別ですよ。研修を兼ねてオープン前にスタッフで山登りもしました。初心者から上級者まで幅広く愛される店づくりを進め、アウトドアをより身近にするサポートをしたい。
2016年から個人でECサイトの受託制作を始め、22年9月に法人化しました。呉市広の出身でずっと広島県在住ですが、カープはたまにテレビで見る程度でファンになったのは約5年前。妻が大のファンで、2人で球場に見に行った際、終盤まで接戦が続く目が離せない緊張感とファンの熱狂的な声援が生む高揚感から生で見る試合の面白さを知ってしまい、一気にはまりました。
今季から秋山翔吾選手を推しています。プロ野球に関する知識が乏しく、カープに加入したときは秋山選手のことをよく知りませんでした。シーズン最多安打など数々の実績はもちろんのこと、学生時代の苦労や毎日100回の素振りなど努力を欠かさない人柄を知ってすぐにファンになり、初めてレプリカユニホームを購入しました。現在の好調を維持して、セ・リーグの首位打者を獲得してほしい。アンダーソン投手にも注目。ファンになりたての頃に大活躍したジョンソン投手の背番号を引き継いでおり、今季は彼を超える投球を見たい。
昨季は10試合ほど球場で観戦しましたが、運がないのかなぜか多くの試合で延長戦の末に負けてしまいます。試合後には妻と野球談義に花を咲かせるのも楽しみの一つ。今季はまだ球場に行けていませんが、チームは好調なので1試合でも多くの勝ち試合を現地で観戦したい。新井監督が「家族」をしっかりまとめ上げて、チームを日本一に導くことを期待します。
南区大州に事務所を構え、SNSを使ったマーケティング支援などを手掛けています。
幼い頃、生粋のカープファンだった祖父と頻繁に市民球場へ足を運び気づけば私も鯉党になっていました。本格的な応援は小学校高学年から。休憩時間はもっぱらカープの話題で、達川選手のものまねが流行したことも。当時の野村・緒方・金本・江藤選手といった主軸打者の中でも特に好きだったのは前田智徳選手で、学校が終わるとよく友達と球場へ向かったものです。
今年の新戦力として、力強い直球が持ち味のサウスポー戸根投手のほか、ドラフト3位の益田・5位の河野両投手に期待しています。最近は不調気味の栗林投手をはじめ、ケムナ・松本・島内といった救援陣にいい刺激を与えてほしい。
新井監督も魅力的ですね。キャンプ期間中に2軍の野手全員を1軍選手がそろう天福球場に呼び寄せて合同練習を行うなど、歴代の監督以上に1軍2軍を問わず積極的に話しかけている印象が強い。まさに理想のリーダー像で、私もさまざまな役割・立場の人に目を配れるよう見習っています。4月16日のヤクルト戦で田中広輔選手が満塁弾を打った瞬間、選手より派手に喜ぶ姿がほほえましく、実に新井さんらしかった。就任1年目で試行錯誤の年になると思いますが、5年ぶりのCS進出に向けて泥臭く、がむしゃらに頑張ってほしい。そして数年後には胴上げが見たいですね。
地元の廿日市市で鮮魚店を運営。4月に開業したばかりで、保育園などの営業先開拓に奔走しています。
父が大の野球好きで、幼い頃からカープはまさに生活の一部。小学生時はカープ黄金期で、家族で旧市民球場によく足を運んでいました。当時一番好きだった選手は小早川毅彦さん。パワーがあり、チャンスに強い打撃が特長で、巨人のエース江川卓さんを現役引退に追い込んだ本塁打のインパクトは忘れられません。高校卒業後に知人の紹介でお目にかかった際に頂いたサインボールは家宝です。
地元のガソリンスタンドに就職した20代に、同僚や仲の良いお客さんと草野球チームを立ち上げました。10〜40代の仲間と週に2回ほど仕事終わりに練習を重ね、地区リーグで4部から2部へと昇格を達成。チームは5年程で解散しましたが、世代を超えてできた交友関係をこれからも大切にしたいですね。
特に応援しているのは同郷の中村奨成選手。2017年の夏の甲子園を騒がせて鳴り物入りで入団して以降、思うような成績を残せていませんが、彼のポテンシャルはこんなものじゃない。持ち前の打撃力を生かし、坂倉将吾や會澤翼捕手との1軍のレギュラー争いを勝ち抜いてほしい。
待望の新井新体制はチームを「家族」と題して対話を重んじるなど、自分の色を存分に発揮しているように思います。投打がかみ合い出足は好調。一戦必勝で頂を目指してほしい。
西区・中区で産婦人科、内科、眼科、小児科と、レストランなどを運営しています。3月の米マイアミでのWBC準決勝・決勝戦はカープのユニホームを着てバックネット裏で観戦。皆さまをお騒がせし、ご迷惑をおかけしたこと、大変申し訳なく思います。印象深いのはやはり大谷翔平選手。準決勝の9回裏に二塁打を放ち塁上でベンチを鼓舞する姿、決勝でトラウト選手との世界一のプレーヤー同士の真剣勝負、そして帽子とグラブを投げ捨て歓喜する姿に感銘を受けました。しかし、私の中でのMVPは栗山監督です。選手や裏方を含む全スタッフに対する気配り、リスペクトの徹底でチームが団結したと思いますし、けがで出場できなかった鈴木・栗林両選手のユニホームを仲間が表彰式で掲げたことが、その象徴だと感じています。
少年時代は父に連れられて市民球場へ行き、山本浩二さんの打撃に憧れました。津田投手の直球も忘れ難い。おそらく地元での胴上げは全て現地で見たでしょう。新井監督にも期待していますが、3年計画でチームをつくってほしい。広島でもバックネット裏の年間席を50年保有しており、今年はマイアミで感じたような〝野球を楽しむ〟一年になれば。今回の米国視察の収穫は14年前、第2回大会決勝を共にテレビ観戦した息子との「いつか一緒に」の約束を守れたことの喜びと、チームジャパンから人材育成やチーム運営のあり方を学べたこと。それを今後の会社や病院経営に役立てたい。
安佐南区に本部を置き、ギョーザや皮の製造、飲食店の運営を行っています。小学校の担任がバスケ好きだった影響で始め、大学までバスケ一筋。大学卒業後にはNBA見たさにアメリカに留学したほどです。以降は社業でしばらく遠ざかっていたのですが、ドラゴンフライズの設立以来、また見たり応援するようになりました。
食を通して応援したいと、チームが1部に昇格した2020年にギョーザを無償で提供するフードパートナーに、昨年からはゴールドパートナーになりました。3月15日にはスポンサードゲームを実施。新加入で初のホーム戦となったカイ・ソット選手が大活躍して見事に勝利し、大いに盛り上がりました。キッチンカーでギョーザを販売したほか、子どもを対象にフリースロー体験なども企画。3850人が来場し、平日では過去最多規模の動員だったそうです。
名前が似ている辻選手に注目。スコアが拮抗している場面など大事なところで決めてくれる勝負強さが魅力です。マーフィーは見た目もプレーもかっこいい。マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントを彷彿(ほうふつ)とさせる速く高さのある動きに魅了されます。
女子が五輪で銀メダルを取るなど日本のバスケのレベルが上がっていると言われています。野球やサッカーのように世界で活躍する選手も増えるのでは。ドラフラも年々強くなっており、日本一になって広島のバスケ界をさらに盛り上げてくれるとうれしい。
和楽器演奏団体「ぐるーぷ〝樹〟」の尺八奏者「山本観山」として、定期演奏会や小・中学校での和楽器鑑賞会、海外公演などの演奏活動を長年にわたり続けています。
学生運動などが盛んだった1972年、流派にとらわれない自由な音楽グループを立ち上げたいと、広島大学の現役学生やOBら8人で樹を結成。卒業後は広島アルミニウム工業に勤めながら音楽活動を両立してきました。安佐南区長束の工場で「無水鍋」の開発、製造、販売に携わり、定年まで勤務。若い頃は宇品から通勤しており、市民球場付近でバスを乗り換えていました。ルーツ監督から始まる黄金時代が到来すると、それまでにない球場の盛り上がりを感じましたね。カープは試合成績よりも「人」に興味があります。新監督が就任すると、その人の人生のストーリーや選手時代に逆境を乗り越えてきたエピソードをテレビや本などで情報収集し、自分自身の生き方にも照らし合わせる。そういった意味で新井新監督には本当に濃い人生の物語があります。だから今季は監督へ注目していることはもちろん、その弟分でもある堂林翔太選手の活躍も見たい。努力の成果が花開いてほしいですね。
樹のメンバーは現在8人で、昨年に設立50周年を迎えました。それぞれ仕事・家庭もありながら、助演で駆けつけてくれるOBもいて、人と人との支え合いで続けてこられました。メンバー全員で、カープを応援しています。