住宅街にあるお好み焼き店。県内のすし店などを経て、中区薬研堀にあった人気お好み焼き店「八紘」で4年半修行した店主が、地元で2011年に開業した。
「生まれ育った町で長く愛される店にしたいと、近所で両親が営んでいた喫茶店の屋号を引き継ぎました。ヘラで押さえてキャベツの水分をしっかりと飛ばし、甘みやうま味を閉じ込めるのがポイントで、麺はコレステロールゼロでクセのない『グレープシードオイル』で焼き上げます。ラードよりもパリッとした食感に仕上がり、あっさり味のオリジナルソースとの相性もばっちりですよ」
定番の肉玉そばをはじめ、おろしたてのとろろをキャベツとモヤシの間に入れて大葉を加える「りんご焼」も人気。2年前に全国放送のテレビ番組で紹介されて以降、県外など遠方からの来店客も増えたという。
「当店を愛してくださる方々に喜んでもらえるように、ひたむきにおいしいものをつくり続けていくのみです」