広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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スポーツ応援談― SPORTS TALK―

2021年10月14日号
広島ベイマリーナ / 花野 昂太 営業部長

南区元宇品町でプレジャーボートの販売や保管、修理を手掛けています。私は現在37歳。代表取締役会長を務める父の花野章や社長の亀田耕司から多くを学び、将来は経営を担えるよう自己研さんしたい。普段から海に関連する職業柄、先般の東京五輪ではウオータースポーツに注目しました。
 初採用されたサーフィンは、やはり格好良いですね。瀬戸内ではあり得ないほどの強い波が新鮮でした。日本は五十嵐カノアさんが銀メダル(男子)、都筑有夢路さんが銅メダル(女子)を見事に獲得。テレビ画面を通じても、ぐっとくるものがありました。セーリングでは広島出身の吉岡美帆さんが吉田愛さんとのペアで7位入賞。カヌーなどを含め、多くの人が興味を持つ機会になったのでは。
 当社がギャラリー「海道」を構えるボートパーク広島(中区南吉島)では、ジェットスキー(水上バイク)大会が度々開催されています。疾走感はさることながら回転したり跳ねたりと躍動的で、見るだけでも楽しめます。また、ボードに乗ってロープを持ち、小型船に引っ張ってもらうウェイクボードも爽快さがある。今はプロ選手を引退してインストラクターをされているようですが、江田島の川尻江美さんが広島の愛好者の間で有名です。ウオータースポーツの魅力を伝えてくださる人物がいることは心強い。
 広島の魅力を尋ねると、大半の人がその一つに瀬戸内海を挙げます。しかし、ウオータースポーツやボート乗船を経験したことがある人がどれだけいるでしょうか。まずは釣りなどの試しやすいことから海に触れてほしい。

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