特集やピックアップ記事を紹介。
4月に広島経済同友会の筆頭代表幹事に就任し、小田宏史代表幹事(もみじ銀行頭取)との新体制がスタート。「まちづくり」、「ひとづくり」、「しごとづくり」、「オール広島」の4本を柱に、発信力強化や活動の実効性向上を図る。就任の抱負や注力分野、設立70周年に向けての取り組みなどについて聞いた。
-筆頭代表幹事就任の抱負からお聞きします。
新型コロナが回復し、懇親会も再開し始めており、親睦を図っていきたい。田村興造前筆頭代表幹事の方針を踏まえ、各委員会に横串を刺せるような連携や、支部との連携に努めたいですね。基本方針として、「広島を〝いかそう〟」のスローガンを考えました。新時代に対応した持続的発展を目指し、社会・経済・産業・文化などの幅広い分野で広島の個性を生かし、人々が生き生きと躍動する、魅力あふれる地域づくりに向けた提言と活動に取り組む思いです。
4月1日に広島県内9JAが合併してJAひろしまが発足した。2022年3月末時点で、組合員19万2716人(全国3位)、職員数2487人(4位)、事業総利益182億円(5位)、貯金残高1兆2964億円(8位)など全国有数の規模になった。初代代表理事組合長に就任した三戸正宏前JA呉組合長に抱負や運営方針、注力分野などについて聞いた。
-就任の抱負をお聞きします。
合併に向けJA広島中央会内に県域統合対策部を設置し、19年度は各JAから職員が1人ずつ出向しました。その後出向者は増え、総務管理系だけでなく、信用共済、営農経済など多数の職員が派遣されました。旧JA広島中央(東広島市西条栄町)に設置した本店では、旧9JA出身者ら180人が勤務。まだ出身JAと名前が覚えきれていない状態ではありますが、まずは職員が働きやすい環境づくりをしたいと思っています。
旧JA呉からも12〜13人が本店で勤務。これまで営農はカンキツ、花、倉橋のトマト、江田島のキュウリなどが中心でしたが、今後は米や和牛なども主力農産品になります。秋までに管内の9地域本部や計91支店を回りたいと思っています。
広島銀行子会社のひろぎん保証と、ひろぎんカードサービスが合併し4月1日、新会社「ひろぎんクレジットサービス」が発足した。ひろぎん保証が存続会社で、ひろぎんホールディングスの100%出資子会社としてスタート。広島銀行出身の坂井浩司社長に就任の抱負や新組織、注力分野などを聞いた。
-新会社をどう舵取りしますか。
会社の業務はクレジットカード業務と信用保証業務の2本柱です。カード業務の個人部門は広島銀行が営業推進を担当し、当社は法人部門を担います。電子マネーやQRコードなどを含めたキャッシュレスニーズの高まりに加え、企業のDX化も進んでおり、企業の経理・事務システムと合わせたクレジットカードを提案したい。ひろぎんITソリューションズとの協働のほか、大阪のシステム会社から3人を派遣で受け入れています。昨年から広島銀行にカード決済を拡充してもらいました。従来は支店長が中心でしたが、渉外責任者や庶務担当者らが法人カードで取引先との会食や手土産、事務用品の決済をしています。カード利用でポイントが付与され、当社の収益にもつながります。
今年もプロ野球の開幕シーズンが到来!広島東洋カープをはじめ、今年も活躍が楽しみな広島のプロスポーツ界。カープ、サンフレッチェの選手インタビューを中心に「広島経済レポート2022年3月24日号」より、広島のプロスポーツを応援!!【カープ&サンフレッチェ特集】 をお届けします。
東証スタンダード上場で、自販機運営リテール事業や、飲料の企画製造販売を手掛ける。2022年11月に創業50周年を迎えた。22年からの中期経営計画で、商品ブランドの立ち上げや大型設備投資、M&Aなどに積極的に取り組む。最終年度の25年3月期には22年の約1・5倍となる売上高300億円、経常利益15億円を目指す。
-創業50周年を迎えました。
日頃お世話になっているお客さまや取引先、そして当社創業メンバーや先輩方のおかげで、節目を迎えられたことに感謝申し上げたい。創業者の河本隆雄前会長が亡くなって2年がたった。一緒に迎えられず残念な思いはあるが、コロナ禍対応であっという間に月日が過ぎ、無事に周年を迎えられてほっとしている。会長も生きていたら安心してくれていると思う。
-事業環境をどうみますか。
ウクライナ情勢や原油価格高騰などの影響は大きい。原料に加え、工場の燃料や電気、自販機運営に関わる物流などの経費が上がった。大手メーカーを中心に値上げが続いており、当社も自販機では5月から10円ほどの値上げを予定している。
全店で24時間営業体制を敷く東証プライム上場の食品スーパー。12月に100店を突破した。長期ビジョンで描く180店舗、年商3000億円に向けた成長戦略など今後の展望を聞いた。
-100店を突破して感想は。
ありがたく、感慨深い。各店のスタッフがお客さま一人一人を大切に、「地域一番お客様貢献店づくり」を目指して頑張ってきた結果だ。M&Aではなく直営で100店は国内屈指ではないかと自負している。
-2023年2月期を振り返って。
25年度に120店、営業収益2000億円を目指す中計「2125計画」の2年目にあたり、人財開発や各種データの活用などに取り組んだ。多肥・善通寺(香川)、観音新町(西区)に出店し、100店を達成。35期連続増となる営業収益1660億円を見込んでいる。
-どのようなビジネスモデルですか。
客数の少ない深夜に清掃・陳列作業などを行うほか、自動発注、店舗の人員に合わせて配送する24時間物流システム、商品政策などをメーカーと共有するハローズ・マーチャンダイジング・システムなどを導入し、店舗運営を効率化している。
今年もプロ野球の開幕シーズンが到来!広島東洋カープをはじめ、今年も活躍が楽しみな広島のプロスポーツ界。カープ、サンフレッチェの選手インタビューを中心に「広島経済レポート2022年3月24日号」より、広島のプロスポーツを応援!!【カープ&サンフレッチェ特集】 をお届けします。
労働環境の変化するなかで、様々な業界、企業においてDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速度的に押し進められています。DXをどのように自社に取り入れていけばよいのか、「広島経済レポート2021年12月09日号」より、DX、IT業界のエキスパートたちが語る【DX・働き方改革支援特集】 をご紹介します。
2020年→2021年は私たちの労働環境に大きな変化がもたらされた1年でした。リモートワークや在宅ワークなど、従業員の働き方が変化する中、企業に求められる新しい人材育成のカタチとはー。広島経済レポート【2021年11月11日号】より、4人のエキスパートたちが語る 『キラリと光る人材を目指すスキルアップ特集』 をご紹介します。